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#48

ドラコントッププロが明かす飛距離のカラクリ
ゲスト:安楽拓也

Published on 07 May 2018

今回のスイングタイムラインはゲストに安楽拓也プロを迎えて“飛ばし”に関するレッスンを行った。安楽プロはドラコン選手でいわば飛ばしのプロフェッショナル。ドライバーを使わない中田英寿氏にとっては、あまり関係がないスキルのように感じるが、安楽プロの理論の軸はいかに効率良くクラブを使うかと言う点にあり、結果的に“飛んでいるだけ”と言うもの。実際、レッスン後の中田氏からは今までの悩みが解消されて、シンプルに考えられるようになったとの感想が聞かれた。まず安楽プロが中田氏のスイングを見て感じたところは、体を止めすぎている点。「その場で足踏みをしてみてください。足の動きと手の動きが勝手に連動しますよね。ゴルフのスイングも同じで、基本的には全身運動だと捉えています」。スイングのブレを防ぐために、中田氏は体のどこかを止めてクラブの動きを制御しながらコントロールしようとしていた部分がある。安楽プロ曰く、それが一般的に言われる手打ちというもので、体の動きに連動制が無いから、スイングするごとにバラバラな動きになってしまうとのこと。もうひとつ、中田氏が悩んでいたトップ位置。もっと具体的に言えば、クラブの上げ方だが、セットアップの段階で両ヒジをお腹に向けるように絞った状態で構えると、体と腕が一体化するのと同時に、ある決まった方向にしかクラブは上がらなくなる。制御すべきは下半身ではなく、肩から先の腕の部分だったわけだ。これで単純に体を回すだけで、クラブをどこに上げようとか考えなくても、理想のポジションにクラブが上がるようになった。さらにボールに勝手に当たる仕組みについても、そのシンプルさが中田氏には響いた様子。「基本的な考え方として、頭の真下にしかヘッドは落ちないと考えています。例えば、アイアンなら時計の12時の位置が頭だとしたら、ボールの位置が6時になりますよね。12時のポジションさえ変わらなければ、必ずボールに当たるんです。ボール位置が変わるドライバーでも同じ理論。ドライバーは左足の前あたりにティアップしてボールをセットします。その分、体の軸を右に傾けるので、頭は1時とか2時の位置に移動します。ボールはその反対側の7時とか8時の位置にあるわけですが、そこに対して振って行くのではなく、アイアンと同じように頭の位置を変えずにその場で丸くスイングするとヘッドの最下点は頭の真下なので、ボールの手前になるはず。そこからヘッドが上がり始めた7時とか8時の位置でボールを捉えるだけ。言い換えると最下点に向かって振っているだけで、あとは勝手にボールに当たっているという感覚なんです」。ボールと打とうとするから体が余計な動きをする。大事なことはヘッドの遠心力を感じながら、頭の真下にヘッドを落とすつもりで丸く振るだけ。至ってシンプルな安楽理論の効果なのか、中田氏もナイスショットを連発していた。安楽プロは「ドライバーもアイアンもスイングの考え方は同じなんです。別物だと考えるからドライバーが難しくなる。中田さんのドライバーを使わないスタイルは理解できますが、完璧に打てるようになった上で使わないというのも格好良いじゃないですか」。今回のレッスンで中田氏のスイングへの考え方が少し変わったことは間違いない。(文/出島正登)

今回の着用アイテム

  • メルトアーガイル ウィンドジャケット

    ITEM NO. DGMLJK00 ¥30,240
  • マナード ロングスリーブシャツ

    ITEM NO. DGMLJB00 ¥15,120
  • PT ZERO ロングパンツ

    ITEM NO. DGMLJD00 ¥21,600

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